「少し子育ても落ち着いてきたし、そろそろ子どもと海外旅行デビューしようかな♪」
なんて計画を立てているパパ・ママの皆さん。
「子供と一緒に海外旅行って、荷物は何を持っていけばいいの?」
「赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るとき、機内に持ち込んだ方がいいものは何?」と考えこんでしまう方も多いのではないでしょうか。
海外旅行中は生活しなれた日本とは環境が異なり、予期していなかったこともたびたび発生します。
また海外旅行をするとなると、飛行機に乗ることになりますよね。フライト中はいつもの環境とまったく違うので、多かれ少なかれお子様にストレスがかかってしまうことがあります。
ですが、心配はご無用!荷物の準備さえしっかりしておけば、フライト中でも、旅行先でもお子様と快適な時間を過ごすことができますよ。
ここでは、お子様との海外旅行に出かけるパパ・ママの皆さんに荷物の準備に関して、次の3つを紹介します。
- 子供用の機内持ち込み手荷物&預け荷物リスト
- 子供用の機内持ち込み手荷物&預け荷物それぞれを準備するポイント
- 海外旅行中にあると安心な子供用アイテム
元CAで一児の母である私「はな」だからお伝えできる豆知識も、どーんと紹介していきます!
ぜひ、これを読んで楽しく荷造りをして、お子様との素敵な海外旅行にしてくださいね♪
子連れ海外旅行に必要な持ち物リスト
子連れで海外旅行をするときの荷造りのポイントは、まず、機内に持ち込む手荷物と貨物室に預ける荷物を分けて考えることです。
なぜなら空港のカウンターで手荷物を一度預けてしまうと、取り出すことはできません。
機内でも必要になるお子様の荷物(例:おむつ・おしりふきなど)を、すべて預けてしまって、持ち込み手荷物の中に一つもなかったら大変ですよね?
また機内でお子様がより快適に過ごすために、おもちゃや飴など、機内に持ち込むといいおすすめのアイテムもあるんです!
以下のリストはお子様用の荷物を「機内持ち込み手荷物」と「預け荷物」とに分けて、一覧でまとめています。
ぜひ荷造りの参考にしてみてください。
チェックリストやアイテムを追加できる余白もあるので、リストを印刷して準備の際にお役立てくださいね♪
子供用の機内持ち込み手荷物
まずは、お子様と一緒に飛行機に乗る際に必要なもの、またおススメのグッズの一覧を紹介します。
乳幼児関連
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アイテム |
ポイント |
□ |
母子健康手帳 |
緊急時や体調が悪くなったときに必要です。 |
□ |
哺乳瓶 |
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□ |
ミルク |
いつも飲みなれているミルクを必要回数分より多めに用意しておくのがベター。 |
□ |
授乳ケープ |
機内は前後左右の座席同士も近く人の動きも多いため、授乳時には人の目が気になってしまいます。これさえあれば安心していつでも授乳できます。 |
□ |
保温可能な水筒 |
必要なときすぐに調乳できるよう適温のお湯を入れておくのがオススメ。 |
□ |
ストローマグ・飲み物 |
気圧の変化で耳が痛くなるのを防ぐため、離陸中や降下が始まる前からお子さんには飲み物を飲ませるのがオススメ。 |
□ |
ベビーフード |
必要回数より多めに用意しておくのがベター。 |
□ |
おやつ |
ぐずり対策にオススメ。 |
□ |
スプーン・フォーク |
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□ |
エプロン |
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□ |
スタイ |
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□ |
紙おむつ |
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□ |
おしりふき・ウェットティッシュ |
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□ |
タオル |
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□ |
下着 |
汗をかいたときや、おしっこ漏れや嘔吐のほか衣服が汚れた時用。 |
□ |
予備の衣服 |
汗をかいたときや、おしっこ漏れや嘔吐のほか衣服が汚れた時用。 |
□ |
体温調整できる上着・ケープ |
機内では寒いと感じることもしばしば。さっとかけてあげられるケープ類は重宝します。 |
□ |
抱っこ紐 |
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□ |
保湿剤 |
機内は乾燥しているので、いつも使っている保湿剤があると安心です。 |
□ |
薬 |
いつも使っている薬+かかりつけの小児科医に相談して処方してもらった薬。冷却シートもおすすめです。 |
□ |
赤ちゃん用体温計 |
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□ |
日焼け止め |
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□ |
赤ちゃん用爪切り |
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□ |
ポリ袋 |
オムツや濡れた衣類を入れる用に。 |
□ |
おしゃぶり・おしゃぶりホルダー |
気圧対策やぐずり対策に重宝します。 |
□ |
おもちゃ |
ぐずり対策として、あまり音のしないものを複数個用意するのがオススメ。 |
□ |
扇子 |
機内は赤ちゃんにとって暑いこともあります。 |
□ |
歯磨きセット |
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□ |
スマホにダウンロードした動画 |
ぐずり対策に子どもが喜ぶアニメなどをダウンロードしておいて機内で見せるのもオススメ。 |
□ |
イヤホン |
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□ |
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□ |
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□ |
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□ |
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□ |
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小学生以上
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アイテム |
ポイント |
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軽食やおやつ |
ぐずり対策に。フライト中におなかが空いてしまうことも多々あります。 |
□ |
飲み物 |
水分補給&気圧対策用。 |
□ |
アイマスク・マスク・耳栓・スリッパ・空気枕 |
体調を整えるためにも、フライト中にしっかり睡眠できるよう準備をしておいてあげるのがオススメ。 |
□ |
歯磨きセット |
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□ |
タオル |
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□ |
ティッシュ・ウェットティッシュ |
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□ |
ポリ袋 |
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□ |
体温調節できる上着・ストール |
機内では寒いと感じることもしばしば。さっと羽織れる上着類は重宝します。 |
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予備の衣服 |
機内で衣服を汚してしまったときに役立ちます。 |
□ |
薬 |
いつも使っている薬のほか、子供用の酔い止めやかかりつけ小児科医が処方した薬など。冷却シートもおすすめです。 |
□ |
筆記用具 |
これがあれば、機内で絵や日記を書いたりして、楽しく過ごすことができます。 |
□ |
宿題 |
日記などの宿題はフライト中に楽しく書くのもおすすめです。 |
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本 |
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□ |
スマホにダウンロードした動画 |
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□ |
イヤホン |
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日焼け止め |
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□ |
爪切り |
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子供用の預け荷物
続いては、お子様に必要なものやオススメの預け荷物の一覧です。
乳幼児関連
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アイテム |
ポイント |
□ |
インナー・靴下類 |
必要枚数より多めに持参するのがオススメ。 |
□ |
衣服 |
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□ |
上着 |
朝晩の冷え込み、室内での冷房対策にあると便利。 |
□ |
パジャマ |
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□ |
帽子 |
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□ |
帽子クリップ |
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□ |
スタイ |
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□ |
粉ミルク |
延泊の可能性もふまえ、必要な量より多めに持参するのがオススメ。 |
□ |
調乳用水 |
延泊の可能性もふまえ、必要な量より多めに持参するのがオススメ。 |
□ |
調乳用ケトル |
ホテルで調入用のお湯を煮沸するのが難しい場合には必要です。海外対応のケトルがあります。 |
□ |
ベビーフード |
延泊の可能性もふまえ、必要な量より多めに持参するのがオススメ。 |
□ |
お茶パック |
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□ |
おやつ |
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□ |
オムツ |
延泊の可能性もふまえ、必要な量より多めに持参するのがオススメ。 |
□ |
おしりふき |
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□ |
ポリ袋 |
使用済みオムツを捨てるのに便利。 |
□ |
ベビーチェアベルト |
椅子やママにベルトを括り付け、赤ちゃんを座らせることができるので、食事場所を選ばず仕えて便利です。 |
□ |
台所用洗剤 |
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□ |
スポンジ |
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□ |
赤ちゃん用洗濯洗剤 |
現地で洗濯する場合は、赤ちゃん用のいつも使っている洗剤を持参するのがオススメ。現地のものは、赤ちゃんの肌に合わず、湿疹ができてしまう可能性もあります。 |
□ |
赤ちゃん用浴用ソープ |
現地のものは、赤ちゃんのお肌に合わない可能性があるので、持参するのがオススメ。 |
□ |
保湿剤 |
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□ |
育児本(病気に関するページなど) |
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□ |
レインコート |
雨天時に備え、子供用レインコートの持参はおすすめです。 |
□ |
ベビーカー |
現地でレンタルできることもあります。道路状況(でこぼこしていないか等)や行き先も考慮して検討するのがオススメ。 |
□ |
水着 |
海はなくても、ホテルにプールがある場合もあります。 |
□ |
水遊び用紙オムツ |
水遊び専用の紙オムツがあります。 |
□ |
浮き輪 |
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□ |
水遊び用タオル |
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□ |
サンダル |
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□ |
砂遊びセット |
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□ |
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□ |
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□ |
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□ |
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□ |
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小学生以上
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アイテム |
ポイント |
□ |
インナー・下着 |
必要枚数より多めに持参するのがオススメ。 |
□ |
衣服 |
必要枚数より多めに持参するのがオススメ。 |
□ |
上着 |
朝晩の冷え込みや室内の冷房対策としてあると便利です。 |
□ |
パジャマ |
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□ |
帽子・サングラス |
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□ |
子ども用箸・スプーン |
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□ |
お茶パック・粉末スポーツドリンク |
体調が悪くなった時にスポーツドリンクがあると栄養補給できます。 |
□ |
髪留め |
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□ |
レインコート |
雨天時に備え、子ども用レインコートの持参はおすすめです。 |
□ |
水着 |
海はなくても、ホテルにプールがある場合もあります。 |
□ |
浮き輪 |
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□ |
水遊び用タオル |
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□ |
シュノーケルセット |
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□ |
サンダル |
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□ |
砂遊びセット |
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□ |
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□ |
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□ |
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□ |
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□ |
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子供用の機内持ち込み手荷物を考えるポイント
お子様用の機内持ち込み手荷物を準備する前に、まず、飛行機という特殊な環境を知ることがポイントです。
ここでは、お子様にとって機内で必要なアイテムの紹介だけでなく、地上と機内の環境の違いやフライト中によくあるトラブルをはじめ、機内でのおすすめの過ごし方を紹介します。
これを読めば、きっと機内で必要なものが見えてきますよ。
気圧の変化による耳の不快感を防ぐ子供向けアイテム
飛行機は約1万メートルもの上空を飛行する乗り物です。
そのため機内では、どうしても気圧の変化が起こり、それによって耳が詰まったように感じるほか、ひどいときは激しい痛みにおそわれることがあります。
この気圧の変化による耳の不快感を防ぐために、お子様におすすめのアイテムがこちら。
- 飲み物(お茶やミルクなど)
- 哺乳瓶やストローマグ
- おしゃぶり
- 飴やグミ
耳の不快感は、気圧の変化が発生する時つまり離陸時や着陸前の降下時に発生します。(着陸前の方が起こりやすいです。)
なのでそのタイミングに合わせて「つばや飲み物を飲み込む」と、耳詰まり対策ができるんです。
とはいっても、お子様につばを飲みこむように伝えても、そのとおりにできるお子様はなかなかいませんよね。
そんなとき、自然につばを飲み込めるようにするアイテムが先ほど紹介した飲み物やおやつです。
お茶や粉ミルクなどの飲み物を飲ませたり、赤ちゃんならおしゃぶり、成長したお子様なら飴やグミを口にしたりすれば、自然とつばを飲み込むことができます。
筆者もフライト中に一度この耳の痛みを経験したことがありますが、我慢のできる痛さではありません。大人でも耳を押さえてうずくまってしまうほどの痛さです。
大人なら痛みを口にして伝えることができますが、赤ちゃんや小さなお子様だと難しいですよね。
実際に飛行機が高度を下げ始めると、泣き出す赤ちゃんや、耳を押さえて涙を流しているお子様もいらっしゃるんです。
少しでもお子様の耳の不快感を予防ができるよう、ぜひ、ご紹介したアイテムを機内に持ち込まれることをおすすめします。
ちなみに降下が始まる時間は、前もってアナウンスをしている場合もありますし、CAさんに聞けば時間を教えてくれますよ。
子供のぐずり対策&暇つぶしアイテム
機内はせまく、自由に動き回ることもできません。
とくに離着陸時をはじめ、ベルト着用サイン点灯中は一切席を立つことができないので小さなお子様はストレスを感じ、泣いたり騒いだりしてしまうこともあります。
また普段は比較的おとなしいお子様でも、機内の特殊な環境で不安になってぐずりだすことも。
そんな時にお子様の気を紛らわすアイテムがあれば安心ですよね。
機内でよく見かけるお子様のぐずり対策や、暇つぶしにおすすめのアイテムはこちら♪
- おもちゃ
- シールブック
- 塗り絵
- 筆記用具
- 宿題
- おやつ
- 動画をダウンロードしたスマホ&イヤホン
おもちゃ
おもちゃはあまり大きな音がせず、かさばらないものを複数用意しておくのがおすすめ。
いつも遊んでいるおもちゃなら安心ですね。また、それに加えてはじめて見せるおもちゃもあれば興味を示してくれるかもしれません。
シールブックや塗り絵&色鉛筆
シールブックや塗り絵は薄くてコンパクトなのでおすすめ。100円ショップにも売っていますよ。塗り絵を持っていく場合は色鉛筆もお忘れなく^^
宿題&筆記用具
お子様ご自身が希望するなら、宿題を持っていくのも時間つぶしにはなります。機内では楽しそうに宿題をしているお子様の姿もチラホラ見られるんですよ。
おやつ
おやつをいくつか用意しておくのも手です。
3歳前後のお子様におすすめのおやつのひとつは棒がついた「ぺろぺろキャンディー」です。これならキャンディーがなくなるのにけっこう時間がかかるので、長時間静かに食べているお子様も多いんですよ。
子供用動画をダウンロードしたスマホ&イヤホン
事前にアニメなどお子様の好きそうな動画をスマホにダウンロードしておいて機内で見せるのもおすすめです。もちろん、イヤホンはお忘れなく^^
子供の体温調節アイテム
機内は温度調節がされていますが、寒いといった声がよく聞かれます。通風孔で調節はできるものの、限度がありますよね。なので、お子様の体温調節ができるよう上着などの準備をしておくことが大切です。
お子様の体温調節におすすめのアイテムはこちら♪
- カーディガンや上着
- ストール
- 靴下
- カイロ
- 扇子
カーディガンやストール、上着があれば寒い時にさっとお子様に羽織らせることができます。足元が寒いこともあるので靴下もおすすめですよ。
ちなみに、機内にはブランケットが用意されていますが、中には有料の航空会社もあります。筆者が搭乗したとある外資系航空会社のブランケット代は日本円にして約1000円!少し寒かったので借りようと思ったのですが、ちょっと高額なのでムリだな~とあきらめた経験があります。
もしそんなことがあっても、お子様用の寒さ対策をしっかりしておけば安心ですね。
逆に暑い時の対策としては、扇子があると便利です。
とくに赤ちゃんは大人に比べて体温調節が苦手で、暑かったり寒かったりすると体調が悪くなったりぐずったりしやすいので、こうしたグッズを用意しておくことをおすすめします。
機内持ち込み手荷物の準備はイレギュラーを考慮する
飛行機は天候や機材整備などにより遅延などのイレギュラーが発生しやすい乗り物です。
天候や整備作業により、搭乗予定時刻が数時間も遅れたり、機内で出発を待たされたりすることもしばしばです。
また、多くの飛行機が離発着する空港だと、飛行機の離陸の順番が来るまで数十分もの時間がかかることもあります。そんな時は、ベルト着用サインが点灯したままで長時間座って待ち続けることになります。
こうしたイレギュラーが起こったとき、赤ちゃんのミルクやベビーフードなど、お子様の飲み物や食べ物は必要量より多めに準備しておけば安心ですよね。
ほかにも、出発空港で預けたキャリーケースが、到着空港で行方不明になり、すぐに手元に届かないことがまれにあります。
そんな時、慌てないですむように到着後すぐにお子様に必要なものや、現地で調達困難なものはなるべく機内に持ち込む方がおすすめです。
たとえば、お子様がいつも服用している薬や、ベビーフードなどは機内持ち込み手荷物に多めに入れておくなど、できる範囲で対策しておけば万一の時も安心ですね。
機内で快適に過ごすために手元にあると便利なアイテム
機内では、赤ちゃんのミルクやおもちゃなどの必要なときにすぐに取り出したいものや、必ず使うものを足元や身の回りに置いておくのがおすすめです。
もしそうした手荷物を、上の物入れに入れてしまうと、取り出すのに立ち上がる必要があり何かと不便なんです。
たとえば窓側席の場合、通路側の別のお客様に配慮して荷物を取り出すのをためらったり、他にもベルト着用サイン点灯中はすぐに荷物を取り出すことができなかったり・・・。
こんな風に飛行機はなかなか自由に動きまわれない乗り物なんですね。
そこで、手元に置いておくと便利なアイテムをご紹介します。
子供用飲食物・ぐずり対策用品・温度調節用品
なので、お子様の食べ物や飲み物のほか、ぐずり対策や体温調節のためのグッズなどは、離陸前から手元に置いておくといいですよ。必要なタイミングですぐに取り出すことができてお子様のご機嫌もそこねません。
タオルやティッシュ
タオルやティッシュなども手元においておくのがおすすめです。手元にあれば、お子様が飲み物や食べ物をこぼした時にさっと対処できますよね。
実は飛行機は気流の影響で急に揺れることがあるので、飲み物こぼしはよくあるんですよ。
ポリ袋
ポリ袋などの袋も手元にあると便利です。お子様の濡れた衣類や不要になったティッシュ類をまとめることができます。
子供用の預け入れ手荷物を準備するポイント
ここからは貨物室に預ける、お子様用の預け入れ手荷物を準備するポイントを紹介します。
子供用のお世話グッズは現地調達をあてにしすぎない
訪問する国にもよりますが、オムツやベビーフードなどの赤ちゃん用品は現地で調達できる場合があります。
しかし、それをあてにするより、乳幼児のお世話グッズは必要な量にプラスして、予備を持参する方がおすすめです。理由は次の3つです。
- 調達に行く手間や労力がかかる。
- オムツの場合、子供に合うサイズかどうかわからない。使い勝手が悪い。
- 食べ物の場合、食べ物や水が口に合わない場合がある。
1つずつ見ていきましょう。
調達に行く手間や労力がかかる
オムツを現地で調達する場合、お店を探してそこまで出向き、ホテルまで運ぶという手間がかかります。お子様と一緒だと荷物を持って移動するのも大変ですよね。
またツアーの場合、旅程が決まっているので、タイミングよく買い物に行けるかどうかもわかりません。
オムツの場合、子供に合うサイズかどうかわからないし、使い勝手が悪い
現地で調達したオムツは普段使用しているものとは違うので、サイズが合わなかったり、使い勝手が違い、使いにくかったという声もよく聞きます。
食べ物の場合、食べ物や水が口に合わない場合がある
食べ物や水の場合、口に合わず食べてくれなかったり、体質に合わず体調を崩したりする可能性もあります。
私も旅行中ではありませんが、自宅でいつものミルクではなく取り寄せた海外製のオーガニック粉ミルクを娘に飲ませました。すると娘の体質に合わず、下痢が続いてしまったので、すぐに粉ミルクを別のものに切り替えたという経験があります。
それほど赤ちゃんはデリケートなんですね。なので赤ちゃんや小さいお子様は、いつもと変わらない食事ができるよう準備しておいてあげる方が安心だと思います。
また調乳用の水は、ふだん水道水を使っている方でも、ドラッグストアなどでペットボトルに入った調入用の水が販売されているのでそちらを持参すると安心ですよ。
預け荷物の準備はアクシデントを考慮する
旅行中は予想外のアクシデントが起こることもあります。
たとえば、天候が悪く帰りの飛行機が欠航になって突然延泊になるなんてことも。
そんなとき、衣服やお子様の食料・オムツなどをギリギリの量しか持参していない場合、慌てて調達しなければなりませんよね。
そのため何かアクシデントがあっても対応できるよう、とくにお子様の食料やお世話グッズは必要量より多めに持っていくと安心ですよ。
とはいえ、キャリーケースに入る荷物には限りがあるので、「そんなにたくさん荷物を入れるスペースがない・・・」という人もいらっしゃいますよね。
そんなときは、圧縮袋がおすすめです。
少々しわになってもいいタオルや下着・ダウンなどの上着は圧縮すればかなり量が減ります。100均でも売っているので、何枚か用意して活用すると便利ですよ。
またキャリーケースに詰め込んだおむつなどは現地で消費するので、帰りのキャリーケースには空きができます。
なのでその空いたスペースは、お土産用と考えることもできますよ。
あると安心!子連れ海外旅行で使える便利なアイテム
ここからは、子連れ海外旅行にあると便利なアイテムを紹介します。
電気ケトル
ミルクが必要な赤ちゃんと一緒に海外旅行をする場合、おすすめなのが電気ケトルです。
コンロのついたコンドミニアムや、電気ケトルのあるホテルに宿泊するなら必要ないかもしれませんが、電気ケトルがないホテルもあります。
電気ケトルがない場合、ホテルにお願いしてお湯を沸かしてもらえればいいですが、手間もかかりますし、その対応ができないことも考えられますよね。
海外に対応した電気ケトルは数千円で販売されているんですよ。これを持参すれば現地でのミルク作りも安心です。
ちなみに、ホテルの電気ケトルを使用する場合は、しっかり洗ってから使用してくださいね。
ベビーチェアベルト
筆者が外食時にいつも愛用しているのがベビーチェアベルトです。ベビーチェアベルトは乳幼児と一緒にお食事するときに便利なアイテムで、大人用の椅子に取り付けて乳幼児をしっかり固定してくれるすぐれものなんです。
これがあれば、飲食店にベビー用の椅子がなくても大丈夫!また、椅子だけでなく、ママやパパの腰に取りつけることができるので、公園のベンチでだって赤ちゃんと一緒に食事することができます。
海外旅行中は外食することがほとんどですよね?
ベビーチェアベルトさえあれば、赤ちゃんやまだ一人で座れない小さなお子様と一緒でも、入店できる飲食店の数が増えますよ。
冷却シート
海外旅行中に便利だったという声がよく聞かれるのが、「熱さまシート」や「冷えピタ」などの名称で知られる冷却シート。この冷却シートは熱が出た時だけでなく、気温が暑い時のクールダウンや片頭痛の緩和にも使える優れものなんです。
実際に機内でも、冷却シートを貼っているお子様を見かけることがありました。サイズも小さく薄いので、手荷物にひとつしのばせておいてもいいかもしれませんね。冷却シートは子供用のほか赤ちゃん用もありますよ。
まとめ
いかがでしたか?
フライト中や海外旅行中に考えられる出来事を想像すると、お子様用の荷造りも楽しく、そして簡単にできそうですよね。
備えがあれば憂いなし!荷造りをしっかりしていけば、フライト中も旅行中ももっと楽しくなること間違いなしです。
お子様も連れて、ご家族みなさまで安心して、楽しい海外旅行ができますように♪
機内に飲み物を持ち込む際の注意点
お子様の飲み物が入ったストローマグや開封したペットボトルなどは、上の物入れには入れず手元に置いておくようにしてくださいね。
なぜなら気圧の変化や、機体の揺れで中身がこぼれて周囲の手荷物を汚してしまうことがあるからです。また飲む際にストローマグなどから飲み物がこぼれ出ることもあるので、こちらもご注意を。