女性ならほとんどの方が、海外旅行に化粧品を持っていくと思いますが、
「海外旅行で飛行機に乗るときに、液体って持ち込めたっけ?何かルールがあったような・・・」
「いつも使っている化粧品を全部持って行くとなると、結構かさばる。なんとかならないかな?」
慣れない海外旅行、こんな疑問点や悩みありますよね・・・?
この記事では、化粧品を飛行機に持ち込む際の注意点や、海外旅行に持って行く化粧品の持ち運び方と注意点をまとめました(^^)
長年のCA生活で培った化粧品・コスメの便利な持ち運び方や工夫をお教えします!
目次
海外旅行で必要な基礎化粧品とコスメ
海外旅行をするにあたって、化粧品やコスメは必ず持っていくと思います。
ただ海外のホテルでは日本のホテルでは、当たり前のように備え付けてあるシャンプー・ボディソープ・歯ブラシセットなどのアメニティがセットしてあるとは限りません。
なかった場合、日本のように「ちょっとそこのコンビニへ」という訳にもいきませんので、できるだけ持参しましょう。
まずは海外旅行に持って行く化粧品・コスメなどを確認します。
- 歯ブラシ&歯磨き粉
- シャンプー
- トリートメント
- ボディソープ
- ヘアケアアイテム
- ハンドクリーム
- 日焼け止め
- 基礎化粧品(化粧水・美容液・乳液)
- コスメ類(ファンデ・口紅・マスカラ・アイライナーなど)
香りのいいものもありますので、リラックスや気分転換にも使えますね!
機内で使う基礎化粧品とコスメ
海外へ持って行くアイテムのリストができたら、つぎは「機内で使うアイテム」と「機内で使わないアイテム」に分けます。
なぜなら国際線の飛行機の機内に持ち込める液体物には、厳格なルールがあるからです。一工夫しないと、そのままでは持ち込めません。
一方の「機内で使わないアイテム」(飛行機の貨物に預ける荷物)には、液体物の容量などのルールはありません。
では、さっそく機内に持ち込む基礎化粧品とコスメの注意点について確認しましょう!
化粧品を機内に持ち込む際のルール
機内に持ち込む液体物は、それぞれ100ml以下の容器に入れ、それらを容量1L以下の開封可能な透明のプラスチックバッグに入れる必要があります。(キッチンで使うジップロックMサイズなど)
他にも次のようなルールがあります。
- 開封可能な透明のプラスチックバッグは、縦と横の合計が40cm以下
- 液体自体が100ml以下であっても、その液体物が入っている容器の容量が100ml以上なものはダメ
- プラスチックバッグに入れられる液体物の合計は1000ml以下で、1人1袋
- 容量がグラム(g)で記載されているものは、そのままミリリットル(ml)におき替える
液体物だと判断しにくいクリームやコスメ
通常、液体物と言われれば化粧水や美容液、目薬などを連想しますが、実はちょっとわかりにくいクリーム類やコスメもあるので注意が必要です。
- ハンドクリーム
- 軟膏
- ジェル状のリップクリームやグロス
- 歯磨き粉
- リキッドファンデ
- アイライナー(液体のもの)
- マスカラ
- ネイルオイル
- マニキュア
- アイブロー(リキッド、ジェルタイプ)
- ヘアスプレー
- スプレータイプの化粧水
保安検査の時、これらの液体物が透明のプラスチックバックに入っていない場合は没収され、廃棄されますので、お気をつけくださいね!
海外旅行に行くのに、液体の機内持ち込み制限について確認できてない方は、以下の記事をチェックしてみてくださいね!
化粧品を機内に持ち込む際のアイデア
2,3時間の空の旅ならそのままでも問題ありませんが、夜出発して機内泊する場合や、長時間飛行機に乗る場合はお肌のダメージも考えて、一度メイクを落とすことをオススメします!
その場合、到着前にもう一度フルメイクをしておきたい場合もあるかと思います。
でもそんな時、機内持ち込みの液体物制限があると、ちょっと厄介ですよね?
そこでなるべくコンパクトに化粧品をまとめて、保安検査もスムーズに通過できる方法を3つご紹介します♪
試供品を使う
一回分のメイクができる試供品は、こういう場合にとても便利です!
化粧水などの基礎化粧品とリキッドファンデの試供品であれば、容量を気にする必要もありませんし、荷物がかさばることもありません。
敏感肌などの理由から、「いつも使っている化粧品を使いたい!」と思っている方や、「手元に試供品がない!」という方以外は、試供品で乗り切ってみてはいかがでしょうか(^^)
化粧水はコットンに染み込ませる
「化粧品を小さいボトルに詰め替えるのは面倒だし、衛生的にも少し不安・・・」と思う方には、化粧水をコットンに染み込ませて持ち運ぶ方法をおすすめします。
化粧水を含ませたコットンは液体物に含まれませんので、透明のバッグに入れる必要はありません。一回ごとに小分けにできて、使い切りですので、衛生面でも安心ですよね!
メイク落としも拭き取りタイプのものにするといいですよ。
クリームはコンタクトレンズケースが便利
リキッドファンデやニベアなどのクリームは、コンタクトレンズケースに入れておくのが便利です。
100円均一などで売っている小さなケースに移し替えてもいいのですが、気圧の関係で蓋が開きやすくなったり、漏れたりする危険性があります。
コンタクトレンズのケースは、そもそも液体を入れることを考えて作られているので、液体物を入れても比較的安心です。
それでも念のため、ケースをビニールの袋に入れた上で、液体物持ち込み用のビニールバッグに入れておきましょう。
機内で使わない基礎化粧品とコスメ
滞在中に使う基礎化粧品やコスメはボトルのまま、ポーチに入れたままの状態でスーツケースに入れてしまっても問題ないのですが、スーツケースは帰りのお土産を詰め込むことが予想されるので、行きの荷物は「なるべく軽く・少なめに」を心がけましょう。
基礎化粧品は案外かさばるもの。
必要日数分だけ詰め替えることで、荷物がコンパクトになりますね!その分、お土産もたくさん詰め込めますよ♪
化粧水のボトルなどの割れ物はスーツケースには極力入れないようにするか、衝撃を受けにくいようにするなど、工夫してくださいね。
化粧品・コスメの持ち運び方
機内は気圧の影響で、ボトルのキャップが緩んだり、液体が漏れたりしやすいです。
いざ目的地に着いてスーツケースを開けたら、お化粧水が漏れて洋服がびちゃびちゃになっている・・・なんて、悲しいですよね(>_<)
スーツケースに化粧品やシャンプー、香水など入れる際はきっちりとキャップを締めるだけでなく、防水の袋に入れておきましょう!
いよいよ、旅行の際に役立つお化粧品・コスメの運び方の工夫を2点、ご紹介します!
化粧水はストローで持ち運ぶ
1〜2日の小旅行であれば、化粧水をストローで作った簡易ケースに入れて運ぶのがおすすめです!
化粧水でなく、クレンジングやオイルでも応用できます。ストローは太さやカラーを用途別に変えてもいいですね(^^)
- ストロー
- キッチンペーパー
- ヘアアイロン
- 中に入れたい化粧水(オイルやメイク落としなど)
- ストローをお好みの長さに切る
- ストローの片端にキッチンペーパーを巻き、上からヘアアイロンで挟む(約10秒)
- 封をしていない方からストローの中に、化粧水を入れる
- 1と同様に反対側にキッチンペーパーを巻き、上からヘアアイロンで挟む(約10秒)
- マスキングテープに内容物を書いて貼っておくとわかりやすい
使うときは、ハサミでストローの先をカットするだけです!
ファンデやチークは緩衝材入りのポーチで持ち運ぶ
チークやファンデーションは移動中の衝撃で割れることがあります。
いざ使おうと思ってコンパクトを開けたら割れていた・・・って、かなりショックですよね。
旅行には持っていかないのが一番ですが、どうしてもという場合は、手荷物に入れるか、コンパクトにコットンを挟むと割れにくくなりますよ。
さらにデジタルカメラを入れるような緩衝材のついた小さめのポーチに入れておくと安心です。
まとめ
女性にとって、なくてはならない化粧品の持ち運び方について、参考になったでしょうか?(^^)
飛行機に乗る前から色々と大変ですが、まずは保安検査場で大切な基礎化粧品やメイクコスメを没収されないよう、しっかりと準備してくださいね!
これで基礎化粧品とコスメの持ち運びについてはバッチリです!あとは旅行を存分に楽しみましょう♪
長年、お気に入りの化粧品と一緒に、飛行機に乗務してい元CAのKonokaです!